X に書ききれないことはここに

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KEF LSX の扱い方

概要

KEF LSX というトラブルの多いネットワークスピーカーについて、私の環境で起きた問題と対策のまとめ。

接続について

コンセントのアースを接続

不定期にパリパリとノイズが乗る症状があったので条件を変えて試したところ、3ピンの電源タップを使用して、コンセントのアースを接続することで落ち着きました。

有線LAN & 左右スピーカ有線接続

無線接続時はスピーカーの音が一瞬途切れるような症状があったため有線接続としました。無線LANルーターは1台のみ、中継器なし、隣家の wifi も届かないような住宅環境でない限り無線 LAN は避けたほうが無難のようです。

再生について

AUX, SPDIF

アナログ入力、光入力はド安定なので wifi 絡みのトラブルを避けるために外部 DAC を使用するのも一つの手です。

Bluetooth, AirPlay

基本的に安定していますが左右スピーカー無線接続時はプツプツ途切れる症状が出ます。

DLNA

DLNA 再生時に一時停止してからプレイリストをリセットして別の曲を再生し始めると1曲毎に止まる症状が発生します。この症状はコンセントを抜いてから挿 し直して強制的に再起動することで治ります。

Spotify

基本的に安定していますが、最初に赤外線リモコンで電源 ON にしてから接続したほうが良さそうです。

アプリについて

KEF Control

KEF Control を複数台のスマホで使うと不審な挙動をします。赤外線リモコンだと問題は起きていないので、入力切替などは基本的にリモコンを使用しています。KEF Control はファームウェア更新・ケーブルモード切替・イコライザーなどに使用します。

KEF Stream

KEF Stream を DLNA コントローラとして使用すると1曲毎に止まる症状を発生させがちなので別のソフトウェアを使うべきです。

ファームウェアについて

ファームウェアは最新版(5.2)

古いファームウェアでは Bluetooth 接続中に音が途切れるとコイル鳴きのような音が鳴る症状がありましたが、最新のファームウェアでは改善しました。ファームウェアは KEF Control で更新できますが、スマホの地域設定次第で異なるファームウェアが落ちてくるようです。

結論

電源アース含めて全部有線接続して、操作は赤外線リモコン使用、音楽再生には Spotify・AUX・SPDIF・Bluetooth を使用するのが安定。