IO-DATA UD-CO2S
概要
CO2センサー(I-O DATA UD-CO2S) を購入して非公式な動作確認をした記録
背景
まともな CO2 センサーは当然のように1万円くらいするのですが、ここ最近になって I-O DATA UD-CO2S が \3480 まで値下がりしてきたので試しに1台購入してみました。そして仕様を確認したところ (公式には Windows 用のアプリケーションしか配布されていないのですが) どうも Virtual COM ポート経由でデータを読み出せるっぽいのでその動作も確認してみました。
コマンド解析
シリアル通信の API は問い合わせると回答してもらえるようなのですが、問い合わせるのも面倒だし、10分もあれば確認できるだろうと思ったのでチャチャっと Vitrual COM ポートを流れるデータを確認したところ以下の通りでした。なお、校正コマンドは面倒だったので確認していません。
- STA: 0x53 0x54 0x41 0x0d 0x0a
- STP: 0x53 0x54 0x50 0x0d 0x0a
- VER: 0x56 0x45 0x52 0x3f 0x0d 0x0a
まんま ASCII ですね (例えば STA は ‘S’ ‘T’ ‘A’ CR LF)
通信確認
みんな大好き TeraTerm で Virtual COM ポートを開いてコマンドを投げると、めでたく結果が文字で返ってきました。
なお、以下のように send コマンド1行だけの TeraTerm 用マクロファイルを準備しておくと簡単です。
例) STA
send $53 $54 $41 $0d $0a
補足
- 制御IC は PIC (24FJ64)